「グミだよ。」と書かれた、ふしぎにゆるい袋が、ファミマのレジ横にぽつんと置いてあります。
説明がない。成分の自慢もない。ただ「グミだよ。」とだけ書いてある。語尾の「。」が、なんだか肩の力が抜けて、見ているだけで疲れがちょっと取れる感じ。
買えるのはファミリーマートだけ。セブンやローソン、スーパーには置いていません。値段は179円(税込)、内容量60g(だいたい16粒)。2024年6月の発売から、ファミマで累計167万食を超えるシリーズの一つです。

ファミマで目が合うと、つい手に取っちゃうグミですよ。
ファミマで売り切れていても、Amazon・楽天に3袋セットが残っています。賞味期限を見つつ、最後の出会いを探す価値はあります。
- グミだよクリームソーダはどこで買えるか
- 「グミだよ。」が生まれた春日井のおもしろい話
- クリームソーダ味の中身(ぷにとろ食感)
- パッケージ3種、並べると物語になる仕掛け
- 通販で買う時の賞味期限の話
グミだよクリームソーダはどこで売ってる?
先に検索意図にお答えします。
| 探す場所 | 買える? | 備考 |
| ファミリーマート全国 | ○ | 限定発売、再販時期に並ぶ |
| セブン・ローソン・ミニストップ | × | 取扱なし |
| イオン・スーパー | × | ファミマ限定なので扱っていない |
| ドン・キホーテ | △ | たまに在庫あり |
| Amazon・楽天 | ○ | 3袋セットなどで流通あり |
ファミマの棚は時期で変わります。新商品コーナー、グミ棚、レジ横の小袋菓子コーナー。再販してすぐの時期はレジ横にあることも多いので、お会計の前にちょっと目線を落とすと見つけやすいです。
これだけ知れば「どこで買うか」の答えは出ています。でも、せっかくここまで来てくれたなら、このゆるい名前のグミの裏側にある、ちょっといい話を聞いていってください。一度知ると、買う時の気持ちが変わります。
老舗のお菓子会社に、ある日「変なオジサン」が来た
春日井製菓は1928年に名古屋でできた、もうすぐ100年のお菓子会社です。グリーン豆、つぶグミ、キシリクリスタル。長く愛されているお菓子をたくさん作ってきました。年商は約180億円。立派な老舗です。
ところが2018年の秋、春日井に変化が起きます。原智彦さんという人が、マーケティング担当として入社しました。
原さんが最初に考えたのは、シンプルな問いでした。
「春日井のお菓子で、いちばん喜ばせたい人は誰ですか?」
会社の中の人は、けっこう困ったらしいです。当たり前ですが、お菓子の会社ってお菓子を売るのが仕事。でも「喜ばせたい人は誰」って、改めて聞かれると言葉に詰まる。
そこで原さんが社内に作ったのが、「おかしな実験室」という、ちょっと変わった名前の部署でした。

社内に「おかしな実験室」って部署、ちょっと響きがいいですよね。
商品PRをしない、というふしぎな作戦
おかしな実験室がやったことは、ふしぎなことばかりでした。
普通、お菓子の会社のマーケティングといえば、CMを打つ、SNSで新商品を投稿する、雑誌に広告を出す、です。でも、おかしな実験室はそれをほとんどやりません。代わりに、こんなことを始めました。
- 「スナックかすがい」: 社員主催のトークイベント。お菓子じゃなくて、社員と話す場。
- 「おかしなくらい、おかし好き」: 2021年5月にオープンしたウェブサイト。新商品の宣伝じゃなくて、お菓子を愛する人のための読み物。
- 商品の押し売りはしない。代わりに、春日井という会社の人柄を知ってもらう。
「商品を売り込まない」マーケティング、と業界紙にも取り上げられました。お菓子を直接売り込むんじゃなくて、春日井のことを「なんかいいな」と思ってもらう。回り道だけど、ファンを長く育てる作戦です。
その実験の延長線上で、2021年11月、「グミだよ。」シリーズの第1弾「乳酸菌ドリンク味」が生まれました。
「グミだよ。」というネーミングが意味するもの
「グミだよ。」という名前には、おかしな実験室の哲学そのものが詰まっています。
普通の商品名は、商品の良さを伝えようとします。「○○食感」「○○配合」「○○のおいしさ」。でも「グミだよ。」は、何も伝えようとしません。ただ「グミだよ」と置いて、語尾の「。」で、テンションを下げて終わる。
このゆるさが意図的なのは、シリーズのキャッチコピーを見るとわかります。
目が合ったらやすみどき
仕事や勉強で疲れている時、コンビニの棚で、ふと目が合った瞬間。説明や栄養成分で選ぶんじゃなくて、「あ、なんか今これ食べたい」と思った瞬間に手が伸びる。主張しないことそのものが、シリーズの主張になっています。
老舗が「説明をしない」グミを出す。これは普通のお菓子会社の発想じゃなくて、おかしな実験室がたどり着いた答えです。

「目が合ったらやすみどき」、コピーが優しすぎますよね。
クリームソーダ味の中身:ぷにとろ食感
2024年6月、シリーズの新作として登場したのがクリームソーダ味です。
緑(ソーダ)と白(アイス)の二層仕立てのグミ。クリームソーダのコップを思わせる作り。さらに食感は「ぷにとろ」と呼ばれていて、ソフトなグミの中に、とろっとしたジュレが入っています。噛むと、外のソフトな食感のあとに、ジュレがじゅわっと溶ける構造。
「グミだよ。」シリーズに共通する、噛んだ時の二段の楽しさ。ゆるいパッケージの中に、ちゃんと工夫が詰まっています。
| 項目 | 内容 |
| 商品名 | グミだよ。クリームソーダ味 |
| メーカー | 春日井製菓株式会社 |
| シリーズ初登場 | 2021年11月(乳酸菌ドリンク味) |
| クリームソーダ味発売 | 2024年6月11日 |
| 再販 | 2025年6月3日 |
| 値段 | 179円(税込) |
| 内容量 | 60g(約16粒) |
| 食感 | ぷにとろ(ソフトグミ+ジュレ) |
| パッケージ | 全3種、並べると物語になる |
パッケージは3種類、並べると物語になる
「グミだよ。クリームソーダ味」のパッケージは、実は3種類あります。同じ味なのに、絵柄が違う3パターンが棚に並んでいる。
これにも仕掛けがあって、3種類を並べると、キャラクターが商品を楽しむ姿の物語になるそうです。1つだけ買うのもアリ、3つ集めて並べて遊ぶのもアリ。コンビニで何度も買いたくなる工夫が、棚の上に隠れています。
おかしな実験室の方針らしい仕掛けです。「集めてください!」と声を張るんじゃなくて、気付いた人だけが楽しめる小さな遊び。それが、買った後にじわじわ嬉しくなる作りになっています。

3種類集めたくなる仕掛け、ファミマで何度も寄っちゃいますね。
シリーズの広がり:5年で167万食
「グミだよ。」シリーズは、2021年11月から少しずつ味を増やしてきました。
| 発売時期 | 味 |
| 2021年11月 | 乳酸菌ドリンク味(シリーズ初代) |
| 2023年12月頃 | レモネード味 |
| 2024年6月 | クリームソーダ味 |
| 2024年9月3日 | ピーチフラッペ味(グミの日連動) |
| 2025年6月 | いちごミルク味 |
| 2025年10月 | はちみつりんご味 |
| 2025年12月 | ゆず味 |
| 2026年3月 | アソートパック(乳酸菌+レモネード、全国販売) |
毎年新しい味が出て、定番(乳酸菌ドリンクとレモネード)は残し続ける。シリーズ累計でファミマでの販売は167万食を超えました。コンビニ限定のグミでこの数字は、相当な人気です。
ファミマは毎年9月3日の「グミの日」に「グミフェス」というキャンペーンを開催。「グミだよ。」シリーズはその主役の1つで、2026年3月の「裏グミの日」では、グミだよのぷっくりステッカーキャンペーンも実施されました。商品単体の人気を超えて、ファミマのグミ全体を引っ張る存在になっています。
ライバル「グミ学」と何が違う?
「グミだよ。」と並んで話題のコンビニ限定グミに、ローソンのカンロ「グミ学」があります。同じ「コンビニ限定グミ」というジャンルなのに、向いている方向がまったく違います。
| 商品 | 世界観 | パッケージ |
| グミだよ。(春日井×ファミマ) | 脱力・癒し(目が合ったらやすみどき) | ゆるかわキャラクター |
| グミ学(カンロ×ローソン) | 理性・分析(食感を研究する) | 白衣・実験ノート風 |
ローソン×カンロは「グミの食感を学問にする」、ファミマ×春日井は「グミで肩の力を抜く」。同じコンビニ限定でも、買う時の気分が真逆。仕事や勉強の合間に頭を使いたくない時は「グミだよ。」、なんとなく分析したい気分の時は「グミ学」。
「ファミマかローソンか」の選択は、その日の気分の選択でもあります。
通販で買う時:賞味期限の話
ファミマで売り切れている、近所にファミマがない、3種パッケージを揃えたい。そんな時は、Amazon・楽天で残りを探すのが現実的です。
ただし、グミは食べ物なので賞味期限に注意が必要。グミの賞味期限は、作られてから半年〜1年が目安。通販に残っているグミは、出荷からしばらく経っているものもあります。届いた袋の期限を見て、期限内に食べきれる量を買うのがおすすめ。
- 1人で食べきるなら:1〜3袋まで(期限内に食べやすい量)
- 家族で分けるなら:3〜5袋でちょうどいい
- 期限が近いセットは避ける(出品ページの期限を必ずチェック)
- 夏は涼しい場所で保存(暑いと溶けやすい)
- 定価は179円、明らかに高いやつは買わない
ここまで読んだ人は、もう「ただのコンビニグミ」として「グミだよ。」を見ていないはず。老舗の春日井が、おかしな実験室で、説明をしない、目が合ったらやすみどき、と作ったゆるいグミ。並べると物語になる3種パッケージ。ぷにとろ食感。
このストーリーを抱えて袋を開ける時の気持ちは、何も知らずに食べるのとは、ちょっと違うはずです。ファミマで巡り合うまで待てない人は、通販で取り寄せて、家でゆっくり3種を並べてみてください。
「販売終了」と検索する人へ
「グミだよ クリームソーダ 販売終了」と検索する人がいますが、これは終わっていません。
数量限定の商品は、発売から数週間で店頭からなくなることが多い。その後しばらく棚に並ばない時期がある。それを「終売」と思った人が「販売終了」と検索する。検索データだけ見ると終わったように見えますが、本当は新しい分が入荷したタイミングでまた並びます。
実例が、2024年6月の発売→2025年6月の再販です。1年経って戻ってきた。「もう買えない」と思っていた人が、再販で再会できた。同じパターンで、次の再販もどこかで来るはずです。
よくある質問
Q: グミだよクリームソーダはどこで売ってる?
A: 全国のファミリーマートだけです。セブン・ローソン・スーパーには置いていません。Amazon・楽天で3袋セットが流通しています。
Q: 販売終了したの?
A: 2026年5月時点で、公式に「終わりました」とは出ていません。数量限定なので店頭から消える時期はあるけど、過去にも再販されています(2024年6月→2025年6月)。
Q: メーカーは?
A: 春日井製菓株式会社です。1928年に名古屋でできたお菓子の会社で、グリーン豆やつぶグミ、キシリクリスタルなどのロングセラーも作っています。
Q: 「グミだよ。」シリーズはいつから?
A: 2021年11月発売の「乳酸菌ドリンク味」がシリーズ初代。クリームソーダ味は2024年6月にシリーズの新作として登場しました。
Q: 値段はいくら?
A: 179円(税込)です。60gで約16粒入っています。
Q: 賞味期限はどれくらい?
A: グミは作られてから半年〜1年が目安です。通販で買う時は、出品ページの期限を必ず見てください。
Q: パッケージは何種類ある?
A: 全3種類です。同じ味でも絵柄が違って、3つ並べるとキャラクターが商品を楽しむ姿の物語になる仕掛けが入っています。
まとめ
- グミだよクリームソーダはファミマだけで売っているシリーズ商品
- 春日井製菓「おかしな実験室」が生んだ説明放棄型グミ
- キャッチコピーは「目が合ったらやすみどき」
- 値段は179円、内容量60g(約16粒)、ぷにとろ食感
- パッケージは3種、並べると物語になる遊び仕様
- ファミマでの累計167万食を突破したシリーズ
- 2026年5月時点で公式の終売はなし、再販を待つのもアリ
- 通販で買う時は賞味期限を要チェック