象印のスチーム式加湿器は、冬の本番になると値段が跳ね上がります。2024-25年の冬は、上位機のEE-TA60が11月中旬の2.3万円台から年明けには4万円近くまで上がったと価格.comマガジンが報じています。プラス74%です。
いちばん安く確実に買えるのは、まだ誰も加湿器のことを考えていない時期。つまり今から秋口までです。
現行モデルと価格の目安
2025年9月に発売された現行ラインアップは6機種です。希望小売価格はすべてオープン価格で、発売時の市場想定価格は次のとおり。
| 型番 | 市場想定価格 | 目安 |
|---|---|---|
| EE-MB20 | 17,380円 | 小部屋向け |
| EE-RU35 | 18,480円 | 木造6畳 |
| EE-RU50 / EE-DF35 | 21,780円 | — |
| EE-DF50 | 25,080円 | 木造8畳・プレハブ13畳 |
| EE-TB60 | 28,380円 | 上位機 |
EE-DF50はタンク4.0L・加湿量480mL/h(スペックの原典は象印公式の製品ページ)。ひとつ前の世代はEE-DE型・EE-RT型で、公式ページに在庫限定品と表記されています。ネットで旧型番が安く出ていたら、それは在庫限りの前モデルです。
2026年7月時点で、EE-DF50は想定価格(25,080円)前後で買えます。ただし象印の公式ストアではグレーが早くも完売。夏でも在庫は無限ではないので、冬に高騰する前の、値段が落ち着いた今のうちが狙い目です。
なぜ冬に消えるのか
理由ははっきりしています。
- フィルターがなく、ポットと同じ構造で手入れがクエン酸洗浄だけ。この楽さで指名買いされる
- 煮沸した蒸気を冷まして出す方式で、清潔志向の需要に合う
- インフルエンザが流行すると駆け込み需要が重なる。2024-25冬の高騰はまさにこのパターンでした
- 秋に新旧モデルが切り替わり、旧型は追加生産されず在庫限りで消える
売れる時期と、在庫が細る時期が完全に重なる構造です。

去年はプラス74%か。夏に買うのが正解になっちゃうんだ。
買い時は「新モデル発表の前後」
象印の加湿器は、直近2年はどちらも9月上旬に新モデルが発売されています。ここから逆算すると、動き方は2つです。
- いま〜8月に買うなら、現行EE-DF型を落ち着いた価格で。冬まで箱のまま置いておけばいい
- 9月上旬まで待つなら、新モデルの発表を見てから発売直後に。ただし2025年10月には上位機が早くも在庫なしになっていたという観測もあり、新型は初動が速いと見ておいたほうがいいです
12月に入ってから探すのが、いちばん分の悪い動き方です。去年の値動きがそれを示しています。
売り切れてから定価圏で買うなら
- 家電量販店の通販(ヨドバシ・ビックなど)で入荷通知を設定する。シーズン中も再入荷は断続的にあります
- 楽天・Amazonは価格の上振れが混ざるので、上の想定価格の表と見比べてから
- 型番違い(加湿量が一段小さいEE-DF35やEE-RU型)に切り替えると残っていることがあります
象印の加湿器、よくある質問
現行モデルの型番は?
2025年9月発売のEE-TB60、EE-DF35/50、EE-RU35/50、EE-MB20です。EE-DE型やEE-RT型は前世代で、在庫限りです。
定価はいくら?
すべてオープン価格です。発売時の市場想定価格はEE-DF50で25,080円。これを大きく超える出品は、冬の高騰価格です。
冬でも買える?
買えることはありますが、2024-25年の冬は実売が最大7割以上上がりました。値段を選べるのは秋までです。
フィルター交換は必要?
スチーム式のEEシリーズはフィルターがありません。手入れはクエン酸洗浄が基本です。
冬の自分に仕送りするつもりで
象印の加湿器は、欲しくなる頃には高くなっている家電です。逆に言えば、7月から10月のあいだは、冬よりずっと選べて値段も落ち着いています。
乾燥が始まってから4万円で買うか、いま2万円台で買って箱のまま押し入れに置いておくか。答えは決まっているようなものです。