プリンターのインクは、型番が合わないと1ミリも役に立ちません。隣の型番がいくら積んであっても、自分のプリンターには入らない。だからインク切れの探し物は、商品探しではなく型番の在庫探しです。
最短の手順から書きます。
型番の在庫を探す順番
- ヨドバシ.comで型番を検索する。商品ページに店舗ごとの在庫状況が表示され、ネット注文して店舗受け取り(最短30分で取り置き)ができます。店に行く前に在庫が分かるので、無駄足がなくなります
- ビックカメラ.comにも「お店の在庫を見る」機能とネット取り置きがあります
- 楽天・Amazonの純正品。急がないならここが確実です。年末は配送が混むので、投函日から逆算して早めに
- どうしても間に合わないなら、印刷そのものを外に出す手もあります。コンビニ各社やネットの年賀状印刷サービスが受け皿になります
「定価」の考え方はメーカーで違う
価格を見比べるとき、前提がひとつあります。
- エプソンの純正インクはオープン価格で、メーカー定価がそもそも存在しません。売れ筋のサツマイモ(SAT-6CL)は、2026年7月時点の最安で5,520円前後でした
- キヤノンは公式オンラインショップの価格が基準にできます。BCI-381+380の5色マルチパックは公式で6,210円(税込)です
つまりエプソンは「定価超えかどうか」ではなく、価格比較サイトの相場と見比べて判断することになります。
互換インクは「保証外」をメーカーが明言している
純正が見つからないとき互換インクが頭をよぎりますが、両社とも公式見解がはっきり出ています。
- エプソンは、純正以外のインク使用に起因する故障を保証期間内でも有償修理としています
- キヤノンは、純正以外のインク使用に起因する不具合を保証期間内でも修理不可または有償としています
国民生活センターにも非純正インクのトラブル相談が寄せられています。互換インクが悪というより、壊れたときの扱いが変わるという話です。年賀状のような写真印刷は色味の差も出やすいので、繁忙期に初めて互換へ切り替えるのはおすすめしにくいタイミングです。

保証が消えるのを知ったうえで選ぶなら、それはアリなんだけどね。
古いプリンターは「品薄」より「販売終了」に注意
もうひとつ知っておきたいのが、こちらです。エプソンは電子部品の入手難を理由に、旧機種向けインクカートリッジの販売終了を順次告知しています。キヤノンも旧型番の販売終了が進んでいて、終了した型番は流通在庫が減るにつれて値段が上がっていきます。
古いプリンターを使い続けている家は、「年末に品切れ」を心配するより先に、自分の型番がまだ現行かをメーカーサイトで確認しておくのが実は本丸です。終了予定なら、インクを買い置きするか、プリンターの買い替えを次のセールで考えるか、選べるうちに決められます。
年賀状シーズンの現実的な段取り
- 11月のうちに1セット買い置きする。需要期の前で、配送も混んでいません
- 12月に切れたら、ヨドバシ・ビックの店舗在庫検索→取り置きが最短
- それでも見つからない・時間がないなら、印刷サービスに出す。インク探しに使う時間ごと外注できます
純正インク、よくある質問
自分のプリンターのインク型番はどこで分かる?
プリンター本体の前面や、今入っているカートリッジに型番が書かれています。メーカーサイトで機種名から引くこともできます。
純正インクの定価は?
キヤノンは公式オンラインショップ価格が基準です(BCI-381+380 5色で6,210円)。エプソンはオープン価格なので、相場との比較で判断します。
互換インクを使うと保証はどうなる?
エプソン・キヤノンとも、純正以外のインク使用に起因する故障は保証期間内でも有償(または修理不可)と公式に明言しています。
型番が販売終了になっていたら?
流通在庫が値上がりしていく前に買い置きするか、プリンターの買い替えを検討するタイミングです。メーカーサイトの告知で終了予定を確認できます。
探し方さえ知っていれば、慌てない
インク切れは毎回突然に見えて、やることは同じです。型番を控えて、店舗在庫をネットで引いて、なければ通販か印刷サービス。
そして次の年のために1セット買い置きしておく。数千円で、12月の探し回りが丸ごと消えます。
同じように「商品名でなく型番で探すと解決する」探し物では、木工用ボンドの大容量も型番の調べ方をまとめています。