サプリのCMキャラが、なぜかコンビニのグミの袋に乗っていた時期があります。
ブルブルくん——わかさ生活のブルーベリーアイのキャラが、2024年6月にUHA味覚糖の水グミとコラボ。透明なしずく型のグミに、わかさ生活の濃縮ビルベリー果汁が入った、サプリ会社とお菓子会社の異色コラボです。
公式の終売アナウンスはないものの、2026年5月時点でセブン店頭ではほぼ見つからない状態です。Amazon・楽天には残り在庫が一部流通しています。

ブルブルくんパッケージ、見た目だけで嬉しくなるやつですよね。
ブルブルくんが好きな人は、わかさ生活公式オンラインで売っているブルブルくんグッズや、ブルーベリーアイ本体に戻る選択肢もあります。「水グミ食感」を維持したいなら、UHAの水グミ通常品(ぶどう・グレフル)が現役販売中。
- 水グミわかさ生活が買えない理由
- 1998年高槻市で創業したわかさ生活と角谷建耀知氏の物語
- 第二次大戦の英国諜報機関から始まったブルーベリー伝説の真相
- 2006年デビュー、フィンランド出身のブルーベリー妖精ブルブルくん
- 2022年UHA味覚糖が試作300回で作った水グミの誕生
- 代替候補(水グミ通常品、ブルーベリーアイ)と通販注意点
水グミわかさ生活はどこで売ってる?
| 探す場所 | 状況 |
| セブンイレブン | ×(ほぼ消滅) |
| ファミマ・ローソン | ×(取扱なし、セブン限定) |
| イオン・スーパー | ×(取扱なし) |
| UHA公式オンラインストア | △(在庫があれば) |
| Amazon・楽天 | △(残り在庫、賞味期限要確認) |
| メルカリ・PayPayフリマ | △(個人出品、定価より高い場合あり) |
正規流通はほぼ消滅。Amazon・楽天で残り在庫が出ていることがありますが、セブン限定品なので元々の流通量も限定的でした。
1998年、18歳で視野の半分を失った青年が始めた会社
わかさ生活の話は、1人の若者の体験から始まります。
創業者は角谷建耀知(かくたに けんいち)、1961年生まれ、兵庫県春日町(現・丹波市)出身。18歳の時に脳腫瘍の手術を受けて、視野の半分を失った経験を持つ人です。
当時、視野が半分しか見えない不便さの中で「目に良い食べ物」を探していた角谷さんが知ったのが、北欧産のブルーベリー(正確にはビルベリー)。これを商品にして、同じように目で苦しむ人を助けたい、と考えたのが起業のきっかけでした。
1998年4月23日、大阪府高槻市で「わかさ生活」が創業。創業と同時に発売したのが、看板商品のブルーベリーアイです。会社はその後、京都市下京区(京都駅近く堀川町)に本社を移転、現在は京都発の健康食品メーカーとして全国に知られています。
ブルーベリーアイは2026年時点でアイケアサプリメント国内シェア19年連続売上No.1、累計1億5000万袋突破、モンドセレクション21年連続金賞という、お化けレベルの実績。2019年3月発売の19代目はカシス増量+ブルーベリー葉エキス+ラクトフェリン+オリーブ油配合と、進化を続けています。
「目に良い食べ物が欲しい」という1人の若者の願いが、20年後に1億5000万袋のサプリになり、ブルーベリー味のグミになって全国セブンの棚に並ぶ。これがわかさ生活の物語です。

1人の青年が困った経験から始まった会社が、ここまで広がってきたって、いい話ですね。
第二次大戦の英国諜報機関から始まった「ブルーベリー=目に良い」伝説
ところで、「ブルーベリーは目に良い」という常識、どこから来たかご存知でしょうか。実はこれ、第二次世界大戦中の英国情報戦から始まった話です。
第二次大戦中、英国情報機関「Ops B」のジャービス・リード大佐が情報戦の一環として、こんなプロパガンダを流しました。「猫目のカニンガム(ジョン・カニンガム空軍中佐)はニンジンを食べてるから夜目が利く」。実際は、英国がレーダー性能を向上させて夜間撃墜成功率を上げていたのを隠すための情報戦でした。レーダーの存在を敵に知られたくないので、「うちの兵士はニンジンで夜目が利くから」と言ったわけです。
戦後、このプロパガンダの「ニンジン(ビタミンA)」の部分が、徐々にブルーベリー(アントシアニン)に置き換わって日本に定着していきました。本当はビタミンAもアントシアニンも、目の機能に大きな効果があるかは医学的に断定できませんが、世界中の人が信じている「ブルーベリー=目に良い」イメージは、英国の諜報機関のフェイクが起源という、なかなかロマンのある背景があります。
わかさ生活はその文化的イメージを土台に、1998年から北欧産野生種ビルベリーを使ったサプリを作り続けてきました。
ちなみに、ブルーベリーとビルベリーは違うもの。ビルベリーはミルティルス節、ブルーベリーはシアノコカス節で、アントシアニン量もビルベリー約1000mg/100g vs ブルーベリー200〜400mg/100g(最大5倍差)。ビルベリーは果実中心まで青紫色(白夜の影響で日照が長く、色素が濃くなる)、日本では生食流通がほぼないレア素材です。
水グミわかさ生活も、もちろんビルベリー果汁を使用しています。
2006年デビュー、フィンランド出身のブルーベリー妖精ブルブルくん
ブルブルくんが生まれたのは2006年。
設定は北欧フィンランド出身のブルーベリーの妖精。わかさ生活の公式企業キャラクターとして、ブルーベリーアイのCMやパッケージで20年近く愛されてきました。フィンランドが選ばれたのは、わかさ生活が使う野生種ビルベリーが北欧産だから。妖精キャラの拠点として、フィンランドの森のイメージが一番自然な選択でした。
わかさ生活はブルブルくんのほかに「アイアイちゃん」というキャラも保有していて、岩下食品「イワシカちゃん」とのコラボ(アクリルキーホルダー880円・フレークシール300円、京都四条店イベント等)も実施。サプリ会社のキャラ展開として、結構踏み込んだ運用をしています。
水グミわかさ生活のパッケージで、ブルブルくんがどーんと描かれていたのは、わかさ生活のブランドアイデンティティを真ん中に持ってきたコラボ設計だったわけです。

20年もののキャラを、グミのパッケージで真ん中にもってくる、いい使い方ですよね。
2022年UHA味覚糖が試作300回で作った水グミ
一方、UHA味覚糖の水グミも、なかなか踏み込んだ商品です。
水グミは2022年1月発売。開発者は山邊史貴氏。コンセプトは「フレーバーウォーターから着想、透明なのに味がするグミ」。普通のグミは色がついていて見た目で味が分かるけれど、水グミは透明でしずく型。見た目は水なのに、口に入れるとフルーツの味が広がる、という体験を狙った商品です。
実装するために、試作は300回以上。ゲル化剤にこんにゃく粉を採用して、独特のぷるぷる・ぷにぷに食感を実現しました。スーパークリア製法で透明なしずく型を作る技術も、水グミ独自のもの。
発売後の結果がすごくて、目標の7倍の売上を記録。日本食糧新聞「食品ヒット大賞」優秀ヒット賞も受賞しました。「グミなのに水」というキャッチコピーが日経記事にもなって、グミ業界のヒット商品として認知されています。
2024年6月25日、京都のサプリ会社と大阪のグミ会社がセブン棚で出会った
そして2024年6月25日、京都のわかさ生活と大阪のUHA味覚糖が、ついに全国セブンイレブンの棚で出会います。
PR TIMES発表は2024年6月18日。ベースは2022年から続く水グミシリーズで、フレーバーをわかさ生活の濃縮ビルベリー果汁に切り替え、パッケージにブルブルくんを大きく配置。1袋81kcal、参考価格150円前後。
X 上では「果実感がジューシー」「水グミ特有のすっきり後味」と高評価の一方、メントール様の冷涼感が苦手という声も。発売前からSNSで話題化していて、宣伝会議のAdverTimesが2024年9月12日にブルブルくんSNS話題として取り上げました。
サプリの世界とお菓子の世界をつなぐ、京都×大阪の限定コラボ。これが水グミわかさ生活の正体です。

京都のサプリ会社と大阪のグミ会社、関西つながりのコラボで嬉しいですね。
2024年6月発売〜2026年実質終売までの流れ
| 時期 | 状況 |
| 2024年6月18日 | PR TIMES発表 |
| 2024年6月25日 | 全国セブンイレブン限定で発売 |
| 2024年夏 | ブルブルくんパッケージとビルベリー味で話題化 |
| 2024年9月 | 宣伝会議AdverTimes取り上げ |
| 2024年後半〜2025年 | 店頭から徐々に姿を消す |
| 2026年5月時点 | 店頭でほぼ見つからない、公式終売アナウンスはなし |
公式の「終売」表記はないものの、セブン限定の期間限定品として作られたため、新規入荷が止まったまま店頭から消えていったパターン。
水グミわかさ生活の基本情報(2024年当時)
| 項目 | 内容 |
| 商品名 | 水グミ わかさ生活 ブルーベリー味 |
| メーカー | UHA味覚糖×わかさ生活 |
| 発売日 | 2024年6月25日 |
| 販売エリア | 全国セブンイレブン限定 |
| 価格 | オープン価格、実勢150円前後 |
| 内容量 | 40g、81kcal |
| 使用素材 | わかさ生活の濃縮ビルベリー果汁 |
| パッケージ | ブルブルくん |
ここまで読んだ人は、もう「ただのコラボグミ」として水グミわかさ生活を見ていないはず。
18歳で視野の半分を失った青年が1998年に始めた会社、第二次大戦の英国諜報機関のフェイクから始まったブルーベリー伝説、北欧フィンランド出身の20年もの妖精キャラ、UHA味覚糖が試作300回で作った透明なしずく型グミ。それら全部が、たった40g・81kcalの1袋に集約されています。
通販で残り在庫を探す時のポイント
- 在庫量が少ないので、見つけたらすぐに判断
- 賞味期限を必ず確認、グミは作られてから半年〜1年が目安
- 定価は150円前後、明らかに高い出品(500円超など)は避ける
- メルカリ・PayPayフリマでは個人出品も多い
- ブルブルくんパッケージのコレクション目的の人もいる
- 1人で食べきるなら 1〜2袋、複数買いなら賞味期限分散を狙う
- 夏場の配送は溶け対策で配送日時の指定推奨
「諦めて水グミ通常品に切り替える」もアリだし、「ブルブルくんパッケージを記念に通販で探す」もアリ。コレクション目当てなら、フリマでパッケージ目的の出品も検討対象。
代わりになる商品
「ブルーベリー味のグミ」または「水グミシリーズ」を探しているなら、以下が代替候補です。
| 商品 | 近さ | 備考 |
| 水グミ(通常品) | 同シリーズ、フレーバー違い | ぶどう、グレープフルーツ、サイダーなど現在も販売中 |
| ブルーベリー系のグミ全般 | 味で代替 | 明治・カバヤなど各社から出ている |
| わかさ生活 ブルーベリーアイ | ブルブルくん繋がり、ビルベリー素材 | サプリ、グミではない |
UHA味覚糖の水グミ通常品は、シリーズとして継続販売中。ぶどう味やグレープフルーツ味なら、コンビニ・スーパーで普通に買えます。「水グミの食感」を楽しみたい人には、こちらが現実的な代替候補です。
「ブルブルくんが好き」な人にとっては、わかさ生活公式オンラインで売っているブルブルくんグッズや、ブルーベリーアイ本体(19代目)も継続販売中。サプリの世界に戻ってブルブルくんに会うのも、選択肢の1つです。
再販の可能性は?
2026年5月時点で、再販の公式発表はありません。
ただし、UHA味覚糖は水グミシリーズを継続的に展開していて、季節ごとに限定フレーバーを出しています。わかさ生活コラボの第2弾、または別のキャラクターコラボが、夏のブルーベリーシーズンなどに再び出る可能性はゼロではありません。
UHA味覚糖公式X(@UMikakuto)とわかさ生活公式アカウントをフォローしておくと、もし再販があれば最速で気付けます。
よくある質問
Q: 水グミわかさ生活はまだ買える?
A: 2026年5月時点で、セブン店頭ではほぼ見つかりません。Amazon・楽天に残り在庫が一部流通していますが、賞味期限を要確認。
Q: メーカーは?
A: UHA味覚糖(大阪、1936年創業)×わかさ生活(京都、1998年創業、本社・下京区)のコラボ商品です。ベースの「水グミ」はUHA味覚糖の商品。
Q: ブルブルくんって何?
A: わかさ生活の公式企業キャラクター(2006年デビュー)。設定は北欧フィンランド出身のブルーベリーの妖精。アイケアサプリ「ブルーベリーアイ」のイメージキャラとして20年近く愛されています。
Q: 代わりになる商品は?
A: 水グミの通常品(ぶどう、グレープフルーツ、サイダーなど)が現在も販売中です。ブルーベリー味のグミなら他社からも出ています。
Q: 再販はある?
A: 公式発表はないですが、UHA味覚糖は水グミの限定フレーバーを継続的に出しているので、可能性はあります。
Q: ブルーベリーアイとの違いは?
A: ブルーベリーアイはわかさ生活のサプリで1998年創業同時発売、累計1億5000万袋突破の看板商品。水グミわかさ生活はUHA味覚糖との期間限定グミコラボ。共通点はブルブルくんと、ビルベリー果汁を使っているところ。
Q: ビルベリーとブルーベリーは違う?
A: 違います。ビルベリーはミルティルス節、ブルーベリーはシアノコカス節。アントシアニン量はビルベリーの方が約5倍多く(ビルベリー約1000mg/100g vs ブルーベリー200〜400mg/100g)、ビルベリーは果実中心まで青紫色です。日本では生食流通がほぼないレア素材で、わかさ生活は北欧産野生種ビルベリーを使っています。
まとめ
- 水グミわかさ生活は2024年6月25日セブン限定の期間コラボ商品
- 2026年5月時点で店頭ではほぼ見つからない(公式終売アナウンスはなし)
- メーカーはUHA味覚糖×わかさ生活
- ブルブルくんパッケージ、わかさ生活の濃縮ビルベリー果汁使用
- わかさ生活は1998年京都の角谷建耀知氏が18歳の脳腫瘍体験から創業
- 「ブルーベリー=目に良い」伝説は第二次大戦の英国諜報機関のプロパガンダ起源
- UHA水グミは2022年1月発売、試作300回・目標7倍売上の透明グミ
- 代わりは水グミ通常品(ぶどう・グレフル等)が現在も販売中
- 再販可能性はゼロではない、公式SNSで動向を追える